世界はどこまで青空なんだろう

沼から抜け出せない

いまを生きる 1/23昼夜 感想

 

(本当は遠征から2週間経った段階であげようと思ってたけどなんやかんやしているうちに887沼落ち事件がありそれどころではなくなったのでこのタイミングであげる)

 

 

遠征からもう気づいたら1ヶ月経ちました。これまでに体調の変化はありません。味覚障害・嗅覚障害もありません。*1同居する家族とごく数人の仲の良い友人にしか言わずに遠征しました。宣言下での遠征が良くないことは分かっていました。

でも現場は開催されるのに、チケもあるのに、自ら行かない、という選択をすることはできなくて。行くと決めたからには覚悟を持って遠征しました。消毒液を見かけるたびに消毒したし、手洗いも念入りにしたし、疲れが免疫力低下のもとだと思うので睡眠も取れる限りとりました。今健康でいられて本当に安心しています。

 

こういう前置きをわざわざ書かなきゃならないという現実が中々に辛い。ということでやっと本題、舞台「いまを生きる」を観劇したので雑多な感想書きます!

というかほぼ影山拓也くんの動きウォッチングの感想でしかないです。悪しからず。

 

 

 

 

山拓也くん

まず基本的に発声がいい。生徒みんなで喋るとき*2でもよく声が聞こえる。
もちろん顔もいい。

レポで立ち位置下手が多いというのを見たので昼夜公演共に上手に入った私は心配だったけどむしろ授業中は正面の顔を見られて距離は確かに下手より遠いけど全然良かった。

解釈の一致について。生徒役自ら場面転換で椅子とか机を運ぶんだけど椅子の2個持ちが解釈の一致。あとニールの死後、チャーリーがキャメロンを殴ろうとするのを止めに入るところ、リアル影山拓也もやりそうで好きでした。

左利きについて。*3以下箇条書きで。

・授業中ノートとるとき当たり前に左で書く。
・紙のゴミを額に投げられたときそこを押さえる手ももちろん左で、やっぱり左利きの人の動きだなと思った。こういうとっさの動きは変えられないからね。

・机に1人ずつ乗っかるシーン、他のみんなが右足から上げて乗ってたのに対し、1人だけ左からあげていた。利き足も左なのメロい。*4

クリス絡みのシーンについて。死せる詩人の会にて木箱をクリスに見立てて撫でるのが中々に生々しかった。そして身長差がえぐい。155cm+ヒールと178cm*5しんどい。最大の見せ場と言っていいレベルの「クリス……愛してる」は会場全体の空気感からしてしんどい。多分あれ全影山担が召される。クリスと結ばれて手繋いだ直後のクリスに向けた笑顔の破壊力がすごい。クリスの角膜になりたい。*6あと演劇観劇シーンとかクリス同席の詩人の会は最上手だったので実はあんまりちゃんと見えてなくて意外と平気だった(平気とは)。でも観劇のところでしっかり自分の膝に繋いだ手載せてるのが見えてしまいしんどいよ。いやあしんどいしか言ってないね。

その他色々。①自分の心臓を叩くシーンで明らかに右に当てててそこに心臓はないよ…って思った(笑)天然な影山くん可愛いね。②授業中、課題を発表するときにトッド(新)が「やってきませんでした」って言った後の驚きの表情が良かった。③夜公演では噛んでて、影山拓也も人間だなと思った。「クリスを手に入れられないのなら〜」のところ。*7

 

 

 

 

佐藤新くん・基俊介くん

新くんは失礼ながら演技どうなんだろうって思ってたんだけど上手すぎてびっくりした。序盤のコミュ障な感じから徐々に周りに心を開いていく感じも良かったし、ニールが死んだと知ってからの「嘘だ……!」からの演技にはつられてこっちまで泣いてしまいそうだった。

基くんは役なのになぜか素の基くんの感じがしてめちゃめちゃ可愛かった。袖にはけてる間にハンカチで汗拭いててそれがオタクの思う基俊介像との解釈の一致がすごかった。あと昼公演カテコの挨拶で一生懸命しゃべっててそれも可愛かった。(薄っぺらい感想で本当ごめん)

 

 

 

 

その他出演者の皆様

主演の佐藤隆太さん。やっぱり座長っていうのは大きな存在なんだなと改めて実感した。いわゆる外部舞台を見るのはこれで2回目*8だけど超有名俳優・女優という方の演技というのは脱帽しかしない。あと多分だけどこの人素でもいい人な気がする。カテコのときの笑顔が素敵でした。

瀬戸利樹くん。IMPACTorsの3人以外の生徒役では唯一名前くらいは知ってたけどとっても顔が良かった(軽率)。ニールが死んじゃうときの倒れ方に鳥肌がたった。余談だけど宮近くんが演じるニールを想像したら中々にしんどかった。

市川理矩くん。キャメロンってとても難しい役どころだと思う。最初は仲間って感じだったのに密告してからの自己保身の感じとか。最後のシーンでの他生徒との対比が良かった。

三宅亮輔くん。個人的にチャーリーの役にめちゃめちゃ腹立ってて、いい奴なんだろうけど余計なことすんなよ!って思ってたんだけど。夜公演のカテコ挨拶でめちゃめちゃリアコでびっくりしちゃったよ………次の日の朝が雪予報だったので、「傘とかカッパ忘れないように」みたいなこと言った時はリアコ好きの私は崩れそうになったよ!!しかも京都出身とかな…関西人に弱いんだよわたしは…その夜インスタをフォローしたのであった(余談中の余談)。
佐戸井けん太さん、飯田基祐さん。ベテラン中のベテランで長年のキャリアってすごいなあって思った(小並感)。こういう名脇役って演劇や芝居において本当に大事な存在なんだなって思った。
小向なるちゃん。思ったより小柄で影山くんとの身長差がしんどかった。北海道出身なのは知ってたけど、パンフ読んだら札幌出身って書いててつい数年前までは近場にいたと思うと前世ですごい徳積んだんだなと思った。(軽率な感想ごめんなさい、めちゃくちゃ可愛かったです。)

 

 

 

 

 

ストーリーとしてはこのコロナ禍で観ると尚更考えらされるものがあると思った。世間体を気にしてほぼ極秘の遠征になったけど、観劇して本当に良かったと思うし、生きようと強く思えたし、やりたいことが出来ずに死ぬくらいなら、やって後悔してもいいからやりたいことはやろうと思った。

オタクとしてはちゃんと影山担として*9影山くんを拝めて良かった。個人的に最近色々あったので*10、また彼の現場に行くことがあるかはわからないんだけど、雄姿を見られてよかったです!

 

 

f:id:yukko912eight:20210224075142j:image

 

 

*1:職業柄、何かの味を確かめたりにおいを嗅ぐ機会が多いのでその際に全く問題がなかった

*2:例:校長が現れて生徒が一斉に「ノーラン校長、こんにちは」という場面など

*3:私も左利きなのでそれを見てしまう。着眼点がマニアックな自覚はあります。

*4:自分ならどっちの足からあげるかなって考えたら左だったから最高

*5:後日島で180cmだったことを言ってたのでどっちにしろしんどい

*6:これを確認できたのは昼公演のみ、見落としてるだけかもだけど

*7:ただし夜公演は新くんも佐藤隆太さんですら噛んでいたのでナマモノって最高だなと思いました

*8:1回目は向井康二くん出演の三婆

*9:歌舞伎、虎者で見てはいたがメイン見ていたわけではないので

*10:この記事の1つ前の記事参照